ろくべえ:郷土食、好評 南島原市商工会女性部、毎月6日に製造・販売 /長崎
今、気になっていることは「動画がたまってしまって容量がなくなって困っています。1...」ですがこんなニュースがあります。
◇普賢岳災害後の地域に元気を…13年目
南島原市商工会女性部深江支部ろくべえ部会の人たちが10月から4月にかけて、同商工会深江支所で、原則として毎月6日に製造、販売している郷土食「ろくべえ」が好評だ。
雲仙普賢岳噴火災害のあと、地元を元気付けようと始めた6日(6日が土日の場合はその前後)販売は今年で13年目。
5日にあった今月も、すぐに売り切れた。
【古賀亮至】
◇歴史に埋もれた非常食復活
「ろくべえ」は1792年にあった「島原大変」の普賢岳災害のころ、深江地区で名主の六兵衛によって生み出されたという非常食。
作り方は(1)乾燥サツマイモの粉に、つなぎのヤマイモ、ふんわりとした食感を出す炭酸ソーダを混ぜ、野球の硬式ボール大の団子にする(2)これを直径5ミリの穴が開いた特製下ろし金に押し当てて、めん状にし、蒸すと出来上がり。
これをだし汁で食べる。
製造、販売の始まりは、雲仙普賢岳噴火災害(90〜96年)で痛手を受けた深江地区で、当時の深江町商工会婦人部が、歴史に埋もれていた「ろくべえ」復活で地域を元気づけようと思い立ったのがきっかけだった。
97年の町産業祭りで試食販売。
翌98年から10月〜4月に、ろくべえの「ろく」にちなむ原則6日に、今の南島原市商工会深江支所で作り、販売するようになった。
今月5日は、ろくべえ部会18人が製造、包装、販売を分担。
だし汁付きのろくべえ2食分(400円)350パック▽名産の落花生おこわ(300円)200パックを販売した。
昼食に買いに来る主婦や入所者用に予約する老人ホーム職員もいて、午前10時半に販売を開始したところ、ろくべえもおこわも同11時40分に完売した。
ろくべえ部会代表の呉服店おかみ、吉岡順子(よりこ)さん(76)は「試行錯誤して復活させた郷土の味。
しっかり広めていきたい」。
部会の製造担当で、原料のサツマイモも作る農業兼漬物業、吉岡フミエさん(77)は「普賢岳噴火災害で、バラバラになった人たちをまとめたのが、ろくべえを食べてもらうことだった。
販売は命の限り続けたい」と話した。
〔長崎版〕
3月8日朝刊
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最終更新:3月8日12時49分
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